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zoom RSS マッチポンプ的絶滅動物救出劇

<<   作成日時 : 2010/06/20 01:22   >>

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絶滅危惧種の野生動物がもうすぐ死んでしまうとか言って、
動物ひとつを取り上げて、怪我や病気を治してあげたりして救っては、
感動を誘うような展開になる番組がよくあるけども、
なにか変だと思いませんか。
もっと途方もない数の動物が絶滅しかかっているというのに、
今さら、一匹二匹救って、
感動的なBGMで涙を煽っている場合か。
涙を流させるなら、むしろ、
たった一匹二匹しか救えていないという事実に対してではないのか。

ヨウスコウイルカ、トキ、ベンガルトラ・・・。
彼ら自体にもともと他の動物よりも価値があるわけではない。
絶滅しかかっているから、価値があるように見えているだけだ。
そして、そんなに彼らの数を少なくしたのも、
救ってるのと同じ人間という種なのだ。
そう考えると、なんとマッチポンプな所業だろう。
子供の虐待を繰り返す親が、
子供が逃げ出そうとした途端、態度を翻して
「あなたのこと大事なの」と抱きしめるのと何も変わらない。
ただ去られるのが嫌だから引き止めるだけで、
戻ったらどうせまた虐待し始めるに決まっている。

野生動物絶滅の問題は、もっと大ごとなのである。
どうせ取り上げるなら、
ある一種類二種類の生死に焦点を当てるのではなく、
生態系の異常という環境変化のバロメーターの意味で取り上げ、
地球全体でどれぐらい死んだかを知るべきだし、
そうならないためにどうするかという、
もっと根本的なことを考えるべきだと思うわけです。

すると必然的に、今の先進国や発展途上国の、
石油エネルギーに依存した生活自体を見直さなければならず、
僕らが質素倹約に向かう必要が出てくるのかもしれないが、
僕はそうなっていいと思うし、
クーラー、暖房禁止と言われても、
仮に明日から食事はご飯と海苔だけにすると義務付けられても
嫌だが仕方がないと思うけれど、
誰がそんなことを望むだろうか。

環境問題を訴えてノーベル賞を取った
『不都合な真実』のアル・ゴアにしたって、
彼の住んでいるのは途方もない豪邸で、
光熱費だけで毎月何十万とかかるらしい。
あのおっさんですら、すばらしく矛盾しているのである。

このように、環境問題解決の道のりは遠い。
結局のところは、人類一人一人の意識を変えないと何も変わらないのだと、
そんな宗教家めいたことを言う気はないけれど、
少なくとも、動物一匹の感動物語で
お茶を濁している場合ではないとだけは言いたいのである。

PS.
あとね、どうでもいいんだけど、
こども店長とかアヤカウィルソンとかに
環境問題を訴えさせるのやめないか。
何も知らねえくせに
「ECO」とか言ってんじゃねえよ、バーカ!

■リンク■
ヨウスコウイルカ、絶滅 餌の減少や環境破壊が原因…中国
ベンガルトラ: 絶滅の危機にあるトラを救う
生命絶滅のなぞを追え

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